Extreme Platform ONEと拡充されたハードウェアポートフォリオがクラウドネットワーキングの次の進化を推進

Extreme Platform ONEと拡充されたハードウェアポートフォリオがクラウドネットワーキングの次の進化を推進 

ExtremePlatformONE--Overview-01.jpg

2025年5月19日からパリで開催されたExtreme Connect 2025において、限定版がリリースされているExtreme Platform ONE™が、AI、ネットワーク、セキュリティの融合をどのように推進するかが紹介されました。Extreme Platform ONEは、業界を変革する革新的なプラットフォームです。統合されたAIによりタスクを数時間から数分に短縮し、手動タスクの約90%を削減します。この次世代ネットワーク管理プラットフォームは、最もよく統合されたインテリジェントな接続体験を提供し、既に限定版の利用を開始しているユーザーにおいて明確な成果を上げています。

この勢いを背景に、 Extreme Networksは無線、有線、エッジコンピューティング全体にわたる一連の新しいハードウェアイノベーションを導入しました。これらはすべて、Extreme Platform ONEの集中管理型AI駆動型管理機能にネイティブに統合されています。今回紹介された新機能は、データセンター、キャンパス全体、エッジなど、あらゆる環境で組織がネットワークを可視化、管理、保護する方法についての常識を刷新します。

Extreme Platform ONEとは?

Extreme Platform ONEは、ネットワークとセキュリティ間のサイロを解消し、AIエージェントを通じてタスクを自動化し、業界で最もシンプルなライセンス体系を提供することで、日常的なネットワークタスクを数時間から数分に短縮します。

これは、ネットワークにおける単なるAIOpsの事例ではありません。Extreme Platform ONEは、単純なインサイトを超えた自動化を推進するエージェント型AIを搭載しており、ワークフローを合理化し、ピンポイントのトラブルシューティング機能とインテリジェントな意思決定によってチームを支援します。

統合ネットワークハードウェア。無限の可能性。

Extreme Connect 2025で発表されたとおり、Extreme Platform ONEの限定版リリースにより、当社のハードウェアデバイスポートフォリオはさらに強力なものとなります。プラットフォームのAI、セキュリティ、オーケストレーション機能は完全に統合され、以下を含む最新リリースの管理をサポートします。

1. ワイヤレスネットワーク:あらゆる環境に対応するWi-Fi 7の拡張

当社のWi-Fi 7アクセスポイント製品ラインアップは、屋内・屋外の両方の多様な利用シーンに対応するため拡大を続けており、エンタープライズ環境を支えるための高性能、柔軟性、およびAIを活用した洞察を提供します。

  • AP4020(屋内用Wi-Fi 7) –  リリース済み 
  • AP4060(屋外用Wi-Fi 7) – 過酷な環境で使用できる外部アンテナをサポート(2025年9月リリース予定)

上記製品の追加により、AP5020をベースにしたプレミアムWi-Fi 7ポートフォリオが充実し、これまで以上に多くの場所で信頼性の高い高性能ワイヤレス接続を実現します。また、近日中に、5000シリーズを通じて新たに機能が強化された屋外用 Wi-Fi 7をご利用いただけるようになります。 

2. 有線ネットワーク:キャンパス、データセンター、クラウドに合わせた拡張性

Extreme Networksの有線スイッチポートフォリオは、データセンターからキャンパスコア、コンパクトなエッジロケーションまで、高性能およびエンタープライズ導入の進化するニーズに合わせて拡張可能です。

エンタープライズキャンパス

  • 7830スイッチ – 高密度100Gおよび400G固定モジュラーコアスイッチ。スケーラブルなファブリックと従来のエンタープライズ導入を実現します。
    • 2025年第3四半期(7−9月)リリース予定 
  • 5120スイッチ – IoT向けのコスト効率の高い10G接続。
    •  2025年5月リリース予定 
  • 5320コンパクトスイッチ – スペースが限られた環境や静かな環境(船舶、展示会、手術室など)向けに設計され、18ポートのPoEと2ポートの10Gアップリンクを備えています。
    • リリース済み 

データセンタースイッチ

  • 8730 スイッチ – IPファブリックのスパイン/リーフ設計に適した400G対応スイッチ。従来型ワークロードとAIワークロードの両方を導入するサービスプロバイダやエンタープライズデータセンターに最適です。
    • リリース(GA)開始予定:2025年第3四半期(7−9月) 
      (注:Extreme Platform ONEとの統合はリリース(GA)後となります)

3. ユニバーサルコンピューティング:あらゆる場所で導入、あらゆる規模に対応 

ExtremeCloud™ EdgeおよびExtreme Platform ONEを通じて提供される包括的な管理・セキュリティアプリ群の、より大規模で柔軟な導入をサポートするため、Extreme Networksはユニバーサルコンピューティングプラットフォーム(UCP)ポートフォリオを刷新しました。これらの検証済みコンテナベースのプラットフォームは、必要な場所の近くでサービスをホスティングおよびオーケストレーションしたいお客様に、耐障害性、シンプルさ、そして幅広い選択肢を提供します。

主要モデル:

  • UCP 2130C – 中規模、セルフオーケストレーション型の導入
  • UCP 3150C – 大規模、セルフオーケストレーション型の導入
  • UCP 3160C – エンタープライズ規模の展開のためのクラスタベースのマネージドオーケストレーション
    • すべて2025年2月にリリース済み 

UCP の各モデルは、ExtremeCloudTM IQ、ExtremeCloud IQ Controller、ExtremeCloud IQ – Site Engine、Extreme Tunnel Concentrator などの柔軟なアプリケーションホスティングをサポートし、高可用性とパフォーマンスを実現する組み込みの Kubernetes オーケストレーションとクラスタリングを搭載しています。

ExtremeCloud IQとExtreme Platform ONEによる最新のプラットフォームエクスペリエンス

ハードウェアとプラットフォームのアップデートと並行して、ExtremeCloud IQも大幅な最新化が実施されました。刷新されたユーザーエクスペリエンス、合理化されたワークフロー、強化されたデータ可視性などの追加機能により、ITチームの業務をより迅速かつスマートに進めることができます。

Extreme Networksは、今回の製品群リリースにより、プラットフォーム主導のクラウドネットワーキングの実現を目指します。Wi-Fi 7アクセスポイント、400Gコアスイッチ、ユニバーサルコンピューティングノードなど、各コンポーネントがよりスマートで集中化されたシステムを構築し、運用効率と成果の向上を実現します。

次なる展開は?

これはほんの始まりに過ぎません。Extreme Platform ONEは進化を続けます。私たちはその機能拡張を継続し、急速に変化するデジタル環境においてお客様が常に一歩先を行くために必要なデバイスベースのイノベーションを提供していきます。

今後の最新情報にご注目ください。また、これらの新機能の活用方法については、Extreme Networksアカウントチームまでお問い合わせください。

*Extreme Networks, ExtremeCloud, Extreme Platform ONE, and the Extreme Networks logo are trademarks or registered trademarks of Extreme Networks, Inc. in the United States and other countries.

About the Author
sanjay-headshot.jfif
Sanjay Khanna
VP, Product Management